実験は好きだけど、理科の授業は苦手という生徒さんがいらっしゃいます。そして理科のどんなところが苦手なのかよくよく聞いてみると、理科の授業で使う「計算が苦手」ということがあります。
例えば密度や濃度の問題のように「割り算」の計算がでてくるところでつまづいてしまって、理科の授業に苦手意識を感じてしまうようです。
では、「割り算」の計算のどんなところでつまづいてしまうかというと、密度の分数の公式「質量÷体積」を紙の上で計算をする時に「体積÷質量」と間違って計算している。
時には「大きな数を小さな数で割る」ことを割り算と思い込んでいる。そのために、計算は合っているのだけど、式が間違っているので、いつまでも正解できずに困ってしまう。そういう状況にあるようです。
間違えた計算方法や思い込みでは、どんなに頑張っても正解にたどりつくことができないので、こういう時はいろんな人に教えてもらいましょう。
誰かに聞くことが難しいという方は、スマホアプリを使う方法もあります。わからない問題を写真にとるだけで、人工知能が回答を探してくれたり、大学生に直接質問ができる「Qanda」。
計算問題をカメラで読み取ると解き方まで提示してくれる「Photomath」があります。私たちの身の回りの自然や科学技術になくてはならない『理科』を、人の力と機械の力を借りて、あなたがもっと好きになれることを願ってます。
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