勉強のように、ゆっくりと効果が分かってくるものを実感するには「先輩に学ぶ」ことをお勧めします。
「先輩に学ぶ」とは、職場体験や社会見学のように、大人の働く姿を見たり、高校や大学に進学した先輩の姿を見たりすることです。
毎年11月に開催される「県産業教育フェア」では、高校に進学したお兄さん、お姉さんが将来の仕事のために、高校で学んだ成果を見たり聞いたり体験することができます。
LEDを使った植物工場、ドローンを使った測量技術、ファッションショーやオリジナルスイーツを販売する商業デパート、日ごろの調理実習や食品研究の展示コーナー、海のお仕事や福祉のお仕事の紹介、ロボット大会など盛りだくさんです。
小学校、中学校と勉強を重ねて、農業、工業、商業などの専門高校に進学した先輩方の発表は毎年ユニークです。もし会場に行く機会があれば、さらに勇気を出して「高校の勉強は楽しいですか?」と質問してみてください。きっと優しく楽しく教えてくださいます。
おわりに「百聞は一見にしかず」ということわざを紹介します。「人から何度も聞くより、1度、自分の目で見るほうがよく分かる」という意味です。
勉強は将来のために必要だと、親や先生に何度言われても、なかなか理解しにくいと思います。自分の目で見ることのできるフェアをうまく活用できるといいですね。
第25回沖縄県産業教育フェア
https://churasanfair.com/
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