夏休みに、うるま市立伊波中学校(校長:宇江城聖子先生)の生徒会リーダー研修のSST研修の講師としてお招き頂きました。
1年生から3年生の60名のみなさんと、
「リーダーとして必要なこと」をテーマに90分の研修を行いました。
今回ご要望いただいたテーマである「リーダー」について、
彼らが夏休み明けて普段の学校生活の中で「リーダー」として活躍する素養として必要なことを悶々と考えた時、『きく力』に行きつきました。
研修のはじめの簡単なアイスブレイクで、
場の緊張が解れたのを確認した後、インタビューゲームを行いました。
インタビューゲームとは、ペアをつくり、一人があるテーマについて話し、もう一人が話を聞くといったとても簡単なゲームです。
ここで、この研修では『きく』を練習したいので、
- 無視する
- 目を合わせて無視する
- 相槌をして聞く
を実践します。この実践で、普段人に「聞いてもらえるから話すことが楽しい」ということが実感できます。
この実践の後に、
- 聞く
- 聴く
- 訊く
の解説をします。
何気なく『きく』をしていたことから、今度は解説で学んだ『きく』の使い分けを実践します。
みなさん、最初から最後まで真剣に取り組んでくださいました。
中には、異学年という事や初対面という事もあって、
なかなか発言することが難しい生徒もいらっしゃいましたが、
先生方の柔軟なフォローアップでとても素敵な研修ができました。
また、お決まりの「何か質問、感想ある人〜」の先生の問いかけに無言の沈黙が続いた後、一番前に座っていた中3男子が手を挙げて感想を行ってくださいました。
研修が始まった時に、なんかうつむいていて「楽しくないかな〜」と気になっていた生徒だけあってとっても嬉しく、研修後先生に呼び出してもらってお礼と握手をしました。
伊波中学校のリーダー研修の生徒の皆さん、先生方、
お招き頂きどうもありがとうございました。
(担当:佐渡山要)