【出前講座】昭和薬科附属高等学校・中学校

昭和薬科大学附属高等学校・中学校にて、
郷土文化学習を目的とした特別講座を実施する機会を頂きました。
在校生及び保護者の方に楽しんでいただましたら光栄です。

また、本講座開講にあたり、
5名の方々にご協力頂くことができました。

皆さまの次世代への時間投資(ちゅいしーじ)に感謝いたします。


<タイトル>

VISION QUEST

<ねらい>

  1. 大学初年次教育で実施される社会人基礎力養成(キャリア形成)に加えて、文化や伝統を学び郷土を知る

  2. 自己理解を深め、地域課題を共有する事で、AI社会における自身の将来設計を見立てる

  3. 夏期講習会以後の学習計画に示唆する

<案内文>

 当講座では、5日間を通して「思考の探求」を行います。いま、勉強が目的化し、自分の方向性をもう一度見つめてみたい方・知見を広げ、自分の思考の枠をさらに広げてみたい方・全く異なる世界観を持つ人との話を通して自分の世界観を構築したい方にオススメです。5人のストーリーテラー(話題提供者)が、あなたと共に『私達』の未来について思考探求できる場でお待ちしております。

<内容>

  • 第1回8月6日(火)「自己理解」

講師:知念 弘恵(株式会社琉球のタネ アドバイザー)
司会:佐渡山 要(株式会社琉球のタネ 代表)

私たちは星の材料と同じもので出来ていて、私たち自身も星と同じように光を発している。宇宙空間には上も下もないという視点から、ネガティブNG・ポジティブOKの概念を取っ払い、自分自身を知るためのワークを共に行う。

  • 第2回 8月7日(水)「社会理解」

講師:池田直樹(新光産業 株式会社)
司会:佐渡山 要

平凡だった中学生時代に起きた突然の人生の転機。ある決意をした池田少年の人生が大きく変わった。15,000人を超える上場企業から沖縄に転職した彼が見る未来を共に探求します。

  • 第3回 8月8日(木) 「地域理解」

講師:仲田英安(一般社団法人UTT 代表理事) 司会:佐渡山 要

戦後の法律の課題や復帰以降の法律の周知とその遅れから、沖縄では家族や親族が新たな社会問題を抱えるようになりました。ひとつの活動を通して物語り、家族文化を安心して未来へ継承していく事を探求します。

  • 第4回 8月9日(金) 「文化理解」

講師:具志堅 邦子(オフィス・サンジチャー代表)具志堅 要(オフィス・サンジチャー)
司会:佐渡山 要

戦ぬ世、アメリカ世、大和ぬ世、と時代を経た沖縄。かつての原風景とは変わってしまった沖縄をエイサー・儀式・奉納・世願い(ユニゲー)・コミュニティの視座を通して物語り、共に思考を深めます。

  • 第5回 8月10日(土) 「将来設計」

佐渡山 要
知念 弘恵(株式会社琉球のタネ アドバイザー)

様々な実践者のエピソードを元に状況を整理し、問題の背景や今後の課題を想定し、「私たちができること」を軸に地域の将来について思考を深めます。